私たち諸井工務店は「みんなが楽しい家づくり」
we are working for youを経営理念に、ご家族が心地良く快適に、日々楽しく、豊かに暮らせるおうちを…そんな思いを大切に家づくりをしております。便利な建材や工法、商品が開発され、家づくりも選択肢が増えましたが、大切なのは「人が考え、人がつくり、人が家を守っていく」ということです。
お客様の一生の住まいを建てるために設計力・提案力を高め、匠の技を守っていくことが大切だと考えております。
〈家づくりの思い〉
『家を建てるということ』~お客様の思いをかたちに~
「家を買う」この言葉に少し抵抗を感じてしまう。家は買うものでは無く、建てるものです。そして誰が建てるのでしょうか?それはお客様が建てるのです。大工、設計、左官、建具、瓦葺きなど、本当に多くの専門職が必要な家づくりですが、建てるのはお客様です。お客様と価値観、思い、情報を共有し、お客様の思い描く住まい・暮らしを形にしていくのが我々、諸井工務店の仕事であると考えております。
『思い』~居心地の良い家~
建物は完成してから取り壊されるまで、何十年もその土地に建ち、風景をつくります。それを目の当たりにした人たちがどのように感じ、何を思うか。その建物はその土地にしっくり馴染んで、美しく見えることが理想的です。しかしその前に、そこに暮らすお客様が心から満足されて誇りを持って住まわれている、そのような居心地の良い場所を思い描き、お客様の家づくりを形にしてまいりたいと考えております。
『価値』~価値ある人生に繋がる~
家を建てて20年が過ぎると、その家の不動産的市場価値はゼロになってしまうと言われています。我々は時が経っても、また、経てば経つほど、なお美しいという住まいをつくり、住み繋いでいただきたいと考えております。まさに、住まいと共に年を重ねるということです。それにはメンテナンスも必要となります。少しずつ手を入れ大切に住み繋がれてきた家は、住む人の毎日の暮らしを豊かにしてくれることはもちろん、実質価値が時間の経過とともにいささかも目減りすることのない家、つまり市場価値の高い家になると考えます。精神的にも経済的にも豊かな価値のある人生に繋がっていく、そんな家づくりを目指し、日々実践を続けております。
『木の家』~経年美化~
木の家は生きています。人が老いていくように、木の家も年を重ねるごとに変化をしていきます。木の家は本来とても丈夫であり、きちんと施工をし、手入れをしていけば永く住み続けることができます。家と共に成長し、家と共に生きる、それが木の家との付き合い方だと思います。木の家は建てた時が一番ではありません。木は年を重ねるごとに味わいを増していくもの。経年美化という古びていく美しさを備えております。住んでいくうちについた傷もまた、良い思い出と表情をつくります。そうして培われた家の味わいが、風景やご家族に溶け込み、ひとつの物語になる… とても素敵なことではないでしょうか。木の家と同じように私たちも年を重ねるごとに深く豊かになっていきたいと思います。
〈代表 諸井昌典ヒストリー〉
高校3年の夏、予備校に通い大学進学を考えていたとき、大工である親父に「大工になれば好きな車買ってやる」と言われ、大好きだったアイスホッケー以外、特にやりたいこともなかった私は、我が高校で唯一、大学進学を志さない道を選びました。本当に安易な気持ちでした…(実際には軽トラックを与えられ、まんまと親父に騙されました。) ただ、『やるからには、同年代の大工には絶対に負けたくない、立派な大工になる』という気持ちで、数年間、親父とは関係のない工務店で修業をさせていただきました。しかしその後お爺さんが亡くなり、一人で大工をしていた親父も立ちまわれなくなったため、御暇をいただき、諸井工務店に戻ってまいりました。 ただ、戻っては来たものの仕事は中々ありませんでした。工務店とはいえ、実情はハウスメーカーや建設会社さんの手間請け大工。バブルも弾け、仕事がない日々も続き、そして本当にただただ大工として決まりきったロボットのような日々を過ごしている中で、設計、見積もり、打ち合わせ、指示、すべてに対して棟梁が責任を負う昔のような家づくりに強い憧れを抱いていました。ちょうど24歳の頃です。それからいつか私を信頼して、「家を建ててほしい」と思っていただけるような人間に、棟梁になりたいと日々考え、がむしゃらに仕事をして腕を磨いてまいりました。 そして29歳の時、下請けの仕事を捨て去り、自分の力でお客様にお仕事をいただき、自分に協力してくれる職人さんに助けていただき、お客様に本当に感動していただくようなお客様の為の家づくりをする工務店を目指し、最初の事務所を造り“楽しい家づくり”をスタートさせました。そしてそんな思いを感じとっていただいたお客様が一人、二人と現れてくれて、絶対にこのお客様の思いを裏切ってはいけない、一生に一度の家づくりを楽しいものにしていただきたい、そして建てた後も住んでいる人が楽しいと思える家を建てていきたい、そう強く思うようになり現在に至ります。 ただ当たり前にお客様の思いを伺い、感じ、お客様の為の家づくりを日々実践し、ひたすら正しいと思ったことをやり続けております。この思いは永遠に変わることなく、これからも愚直により良いと思えることに挑戦していきたいと思っております。
プロフィール
1973年7月23日 入間市鍵山に生まれる。
地元、黒須小学校・黒須中学校を卒業後、私立城西川越高校に進む。
学校内で唯一進学を断念して、大工になることを決める。
1991年 諸井工務店入社
1993年 飯能の工務店に修業に出る
1996年 二級建築士免許取得
1997年 お爺さん(諸井芳夫)の逝去を機に諸井工務店に戻る
2004年 諸井工務店新事務所建設
2005年 設計事務所アーキスタジオM・K設立 所長に就任
2007年 (有)諸井工務店代表取締役に就任
2010年 事務所を現在の場所に移転
同年 古物商許可取得
2011年 雑貨店ものくらすオープン
同年 MKCafeオープン
2012年 カルチャー教室ものかるオープン
2013年 宅地建物取引業登録
座右の銘
継続は力なり
好きな言葉
生きるとは呼吸することではない 行動することだ (ルソー)